エッセイ

エッセイ

「牛を屠る」/職場としての屠殺場

著者が、作家専業となる前に10年以上働いていた屠殺場の様子とそこで働いた日々について書いた本です。淡々と・・・というと少し違うのかな。終始落ち着いた筆致で書かれていますなのに何となく熱量を感じる。迫力っていうんでしょうか。先日取り上げた「わ...
ライフスタイルの本

「わたし、解体はじめました」/「食べる」「生きる」に一歩近づく

2014年にこの本が出てしばらく、話題になってた本だと思います。都会生まれ都会育ち都会で就職した20代の女性が、東日本大震災をきっかけに「田舎暮らしの猟師」に転身。戸惑いながら経験を積んでいく「奮闘記(帯より)」です。「成長物語」として読む...
演劇書

「うらよみ演劇用語辞典」・めちゃくちゃ面白いと思うのですが・・・

この本を最初に読んだのは、多分十年以上前だと思います。確か図書館で借りたもの。初版は2003年ですから2021年時点で18年前ですか。もう少し古い本のような印象がありますが・・・。(内容が古い訳ではありません。なんというか、本に、風格のよう...
エッセイ

「空洞のなかみ」・カフェで抹茶を飲みながら

本、そのものの佇まいが、きれいな小さな本屋さんの雰囲気によく似ている。やわらかい日の射す静かな書店がよく似合うようなこの一冊は、俳優松重豊さんの著書です。多分、初めての?縁あって発行を知り、出版されてすぐ求めました。読んでみての感想は、「う...
科学

「科学のミカタ」・エッセイ風の科学トピックス案内

すてきな本屋さんをうろうろ楽しんで、さてどれを連れて帰ろうかと物色していた時に見つけたのがこの本です。「AI、ゲノム、重力波ー知れば知るほど面白い、知らなきゃやばい 科学の世界の読み解き方、教えます。」と書いてあった帯に惹かれて手に取った次...
「作り手」による本

「だめだこりゃ」 いかりや長介さんの自伝を読んだ

いかり長介さんの自伝を読んだことがある、と人に聞いたので、自分でも読んでみることにしました。単行本から文庫本まで出ていますが、今は絶版なのかなー。中古でのみ手に入りました。買ったのは単行本の方です。表紙の写真がかなりかっこいいです。そして、...
スポンサーリンク